海洋少年団活動は少年少女に対して海洋に親しむ機会を与へ海事思想や海洋に関する科学的知識や海上生活に必要な技術の普及につとめると共に団体生活による社会的徳性の涵養、国際交流などの活動を行うことにより国際親善への寄与を目指し、海洋国家日本国の人材育成の一端を担うことを目的としています。
海洋少年団のミッションは「海に親しむ海洋少年団運動を通じて社会に貢献し、国際性が豊かで各分野でリーダーとして活躍できる人材の育成」と定められています。
宮古島市は亜熱帯海洋性気候に属し、四方を海に囲まれているため、夏は海から吹いて来る風が暑気を和らげ、冬は島の北側を流れる黒潮が寒気を緩めて冬季でも海洋活動が可能です。海水は沖縄県随一の透明度を誇り、観光名所として人気を集めるビーチや環礁を有する宮古島は海に親しむための環境に恵まれ、海洋少年団の活動する場所に適しています。
この島に宮古島海洋少年団を設立し、海辺を舞台に島の子供達が海への親しみを育み、団体生活や国際交流活動の体験を通して社会生活に必要な道徳心を養い、宮古島ならではの他には類をみない地域性を最大限に活用し、国や自治体、関係団体、地域住民と連携協力のもと活動を展開することで子供達の健やかな成長と地域のさらなる活性化、発展に寄与するものと考えます。
宮古島海洋少年団の団員が将来、市や県、国の発展を支えるリーダーとなる人材に成長することも夢ではありません。
原則として小学生から高校生までを対象とし、月に二回、土日のいずれかに基本訓練(結索、水泳、手旗、礼式)やヨットの基本操艇海上訓練を平常の活動とし訓練を実施します。
春季、夏季休暇の期間はピクニックやキャンプを行い。ビーチクリーン活動に参加することで宮古島の豊かな自然を体感し、寛容な心と自然を愛する心を育んでいきます。
また、団員募集活動を兼ねて地域の環境美化活動や祭典に参加する事やユニセフ募金、赤い羽根共同募金等の奉仕活動にも参加します。
離島という災害に脆弱な環境を鑑みて救急救命講習や防災避難訓練を自主的にそして四ヶ月毎に定期的な訓練を行うことで防災、救命知識を修得します。
海外の海洋少年団への派遣や受け入れによる国際交流プログラムや日本海洋少年団全国大会への参加等も計画します。
海上保安庁や海上自衛隊の施設見学や巡視船、護衛艦の体験航海、民間輸送船の職場体験等で見識を広めます。
宮古島海洋少年団は内閣府の監督を受ける公益社団法人日本海洋少年団連盟の会員となり、宮古島市役所の教育委員会等の社会教育団体担当窓口から指導助言を受ける社会教育団体となります。団員をはじめ海洋少年団の活動に参加する子供たちに対しての健全育成や海洋・海事思想の普及に責任を持ちます。
【設立発起人】
座喜味一幸 大城裕子 根路銘康文
中尾忠作 下地義治 吉井良介
富浜靖雄 上地克幸 粟国恒広
【団役員】
団長 中尾 忠筰
副団長 渡真利 将博
奥平 幸司
事務局長 奥平 彩芽
指導員 平戸 新也
藤原 修史
総括指導員 仲里 宏之
【沿革】
2020年12月 団認証
2021年4月10日 結団式
メールアドレス
miyakojima.jsf@gmail.com